眼内レンズ

眼内レンズとは

眼内レンズは、白内障手術で取り除いた水晶体の代わりに入れる人工レンズです。
当クリニックでは、より安全で精度の高い眼内レンズを使用しています。

劣化しにくく、一度眼内レンズを入れれば再手術の可能性はほぼありません。
白内障手術に使う眼内レンズは単焦点眼内レンズが一般的ですが、近年では遠近両用の多焦点眼内レンズや乱視用眼内レンズも登場しています。


眼内レンズ

遠近両用の多焦点眼内レンズ・乱視用眼内レンズにも対応しています

眼内レンズは、白内障手術で取り除いた水晶体の代わりに入れる人工レンズです。

当クリニックでは、より安全で精度の高い眼内レンズを使用しています。劣化しにくく、一度眼内レンズを入れれば再手術の可能性はほぼありません。

手術時間は一般的に10~30分程度で終了します。

白内障手術に使う眼内レンズは単焦点眼内レンズが一般的ですが、近年では遠近両用の多焦点眼内レンズや乱視用眼内レンズも登場しています。


手術後のケアを大事にしています

白内障手術を受ける患者様が最も不安な点は、「手術後にどのように見えるか?」ということ。

合わないレンズを入れてしまうと、日常生活に支障が出てしまいます。だからこそ、視力や視野に関わる眼内レンズ選びはとても重要です。

安心して手術を受けていただけるよう、最新医療を提供することはもちろん、患者様に寄り添った心のケアも行いながら進めていきます。


眼内レンズの選び方

眼内レンズを選ぶときは、まず眼軸検査などの眼の検査を行い、検査データを基に患者様と相談しながら、使用する眼内レンズを決定します。

このとき、手術後の見え方にも満足していただけるよう、これまでの生活習慣やこれからのライフスタイルを考慮して検討していきます。

それぞれの生活に合わせて最もクリアに見える距離を調整したり、どのくらいの視力にするか考慮したりして、一人ひとりに最適なレンズを一緒に考えていきます。

納得いただけるまで何度でも、ご希望に沿うレンズを提案します。

多焦点レンズの見え方のイメージ

多焦点レンズの見え方のイメージ

単焦点レンズの見え方のイメージ

単焦点レンズの見え方のイメージ

単焦点レンズと多焦点レンズの違い

単焦点レンズ
遠方や近方など1か所に焦点が合うレンズです。

  • メリット
    レンズの度数を調整することで、遠くまたは手元など希望する1つの距離に焦点を合わせられます。
    合わせた距離での視力は良好で、鮮明に見えます。

  • デメリット
    合わせた距離以外のものは、焦点が合わず見づらくなるため、眼鏡が必要となります。


多焦点レンズ
複数の距離に焦点が合うレンズです。

  • メリット
    焦点拡張型の多焦点レンズだと、広い範囲に焦点が合うため、自然で鮮明な見え方が期待できます。
    連続的焦点型の多焦点レンズだと、遠方から手元まで連続的に焦点を合わせられます。

  • デメリット
    2つまたは3つの焦点に振り分けるため、焦点ごとの見え方は単焦点レンズに比べて低下することがあります。

※注意点

多焦点レンズでは、見え方に慣れるまでに時間がかかる場合があります。
コントラスト感度の低下によりすっきり見えないことや、光がまぶしく感じることなどがあります。

時間の経過とともに気にならなくなる方が多いですが、慣れない方もいるため、事前によく相談してください。